eワラントの価格形成には対象原資産の価格変動に加えてさまざまな要因が影響を与えます。そのため、参照原資産価格
*1、権利行使価格や、満期日等の価格変動要因がeワラントの価格にどのような影響を与えるのかを知る必要があります。
しかし、基本的な考え方は、現物株取引等と同じく、「安く買って高く売る」、つまり、eワラントをいくらで買って、いくらで売るかということが最も重要です。なお、eワラントには満期がありますが、必ずしも満期日まで保有しなければならないわけではなく、例えば、買ったその日に売ることもできます
*2。
価格の付き方も、マーケット・メイク方式というとあまりなじみがないかもしれませんが、銀行で為替相場が提示されているのと同様に、販売価格と買取価格が提示されるという仕組みです。なお、eワラントにはコール型とプット型の2つタイプがあります。他の条件が一定であれば、一般に参照原資産価格が上昇するとコール型のeワラントの価格も上昇し、参照原資産価格が下落するとプット型のeワラントの価格が上昇します*3。利益を得るためには、コール型、プット型に関わらず、eワラントを買った瞬間から満期日までの間に、購入した価格より高い価格で売却するか、あるいは満期日に、購入代金より多く満期決済金額(受取り)を受取ればいいという点はコール型もプット型も同じです(手数料、税金を別途考慮する必要があります)。
投資単位は1,000ワラントからとなり、1回の取引当たり最大250,000ワラントまで取引が可能です
*4。例えば、eワラントの価格が30円なら30,000円、10円なら10,000円が最低投資金額となります(手数料を除く)。
*1
*2
取引停止があるため、常に売却できるわけではありません。また、満期日を迎えると自動的に決済されるため、満期日当日を含め、以後売買できなくなることに注意が必要です。
*3
eワラントの価格形成には対象原資産の価格変動に加えて様々な要因が影響を与えます。また、低価格のeワラントは値動きが極端に小さくなる場合があるので注意が必要です。
*4
取引停止があるため、常に取引できるわけではありません。
【購入】
A社株価の上昇を期待して、9月13日にA社株式を対象原資産とするeワラントのコール型を購入しました。この時、参照原資産価格は9,290円でした。
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| 購入日 |
購入銘柄 |
権利行使価格 |
満期日 |
販売価格 |
買取価格 |
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| 20XX/9/13 |
A社株式コール型 |
10,000円 |
20XX/12/18 |
20.07円 |
19.44円 |
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eワラント購入時に参考とする価格は「販売価格」(投資家にとっての購入価格)です。上記例では10,000ワラント購入したので、購入代金は200,700円でした(手数料を除く)。ただし、最低投資単位は1,000ワラントなので、販売価格が20.07円であれば、20,070円から投資を始めることができます(手数料除く)。
【売却】
その後eワラントの価格が上昇したので、コール型を売却しました。なお、この時の参照原資産価格は9,880円に上昇していました。
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| 売却日 |
販売価格 |
買取価格 |
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| 20XX/9/19 |
33.68円 |
33.06円 |
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eワラント売却時に参考とする価格は「買取価格」(投資家にとっての売却価格)です。10,000ワラント売却したので、売却代金は330,600円となりました(売却時にも手数料がかかります)。
| eワラント価格 |
20.07円*1 |
→ |
33.06円*2 |
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1.64倍*3 |
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参照原資産 価格 |
9,290円 |
→ |
9,880円 |
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1.06倍*3 |
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*1 販売価格で購入
*2 買取価格で売却
*3 手数料、税金は別途考慮する必要があります
【投資結果】
上記の売買の結果、投資損益率は1週間で+64.7%となりました(手数料、税金は別途考慮する必要があります)。
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eワラントの価格 |
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参照原資産価格 |
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| 20XX/9/13 |
20.07円(販売価格) |
投資金額:200,700円 |
9,290円 |
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| 20XX/9/19 |
33.06円(買取価格) |
売却代金:330,600円 |
9,880円(+6.35%) |
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上記はあくまで例示であり、必ずしも将来の結果を保証するものではなく、何らかの行動を勧誘するものではありません。最終的な投資の判断は、ご自身の責任で行ってください。