eワラントとは、ゴールドマン・サックス・インターナショナルにより発行される、「カバード・ワラント」 と呼ばれる有価証券です。コール型とプット型の2タイプがあり、一般にレバレッジ効果が期待できる、数万円から数百万円まで自由なサイズで投資ができる等の特徴を持っています。eワラントは株式や為替相場等を対象として発行され、eワラントの対象となる株式や為替相場等を対象原資産といいます。eワラントの対象原資産にはソフトバンクやみずほFG等の国内株式、外国株式、日経平均やTOPIXといった国内株価指数、NYダウや韓国株価指数200種等の外国株価指数、さらには、原油 (WTI)相場*1、金相場*2、為替相場*3等があり、種類が豊富です*4。 この結果、eワラント全体の銘柄数は通常約1500〜1900銘柄程度となるので、eワラント投資を始めるに当たって「どのような基準で銘柄を選べばよいのですか?」という質問が寄せられることがあります。そこで、eワラント投資を初めて行う投資家の皆様のニーズの中でも、比較的リスクが低いと考えられるeワラントから投資を始めたいというニーズを想定し、eワラント中でも相対的に価格変動リスクが少なくなるように設計された銘柄を中心に、タイプ別eワラント入門銘柄セレクションを作成いたしました。これらは、銘柄の設計時点において満期日までの期間が比較的長く、設計時点の対象原資産の価格に比べて権利行使価格が低くなるように設計された銘柄です。 なお、価格変動リスクが少ないからといってこれらのeワラントの取引によって損失が発生しないということではなく、またリスクには価格変動リスク以外にも種々あることにご留意ください。

なお、2007年5月より取扱いが開始されたニアピンeワラントは、通常のeワラントのコール型、プット型いずれとも異なる性質を持ったカバードワラントです。詳細はこちらをご覧ください。

*1 原油(WTI)eワラントは、WTI先物リンク債を対象としたeワラントです(特許申請中)。
*2 金eワラントは、業者間スポット価格にリンクする金リンク債を対象としたeワラントです(特許申請中)。
*3 為替eワラントは、対円為替レートに連動するように設計されたリンク債を対象としたeワラントです(特許申請中)。
*4 証券会社によって一部商品の取扱いがない場合があります。





(銘柄名をクリックすると銘柄詳細ページへジャンプします。)
銘柄名 権利行使価格 満期日 1ワラント当たり
原資産数
チャート
日経平均コール型603回 10,000円 2009年6月10日 0.001
ハンセン指数コール型34回 15,000ポイント 2009年6月10日 0.0001
NASDAQ-100 指数コール型151回 1,300ポイント 2009年6月10日 0.00005
米ドルリンク債コール型341回 80円 2009年6月10日 1
ユーロリンク債コール型157回 120円 2009年6月10日 1
豪ドルリンク債コール型147回 70円 2009年6月10日 1
英ポンドリンク債コール型99回 160円 2009年6月10日 0.5
カナダドルリンク債コール型81回 80円 2009年6月10日 1
ニュージーランドドルリンク債コール型45回 60円 2009年6月10日 1
南アフリカランドリンク債コール型34回 10円 2009年6月10日 5
(2008年3月10日時点)




(1) コール型
eワラントのコール型とは、一般に対象原資産の価格上昇により収益を期待できるタイプです*5。 eワラントは、購入後、原則として満期日の前営業日まで売却が可能ですが*6、満期日まで保有した場合、コール型は満期参照価格*7が権利行使価格を上回っていると、その差額に1ワラント当たり原資産数及び満期日の為替スポットレート(権利行使価格が日本円以外の場合。権利行使価格が日本円の場合は1円)を乗じた金額を受取ることができます。(但し、手数料・税金等を考慮する必要があります。) コール型は一般に対象原資産の価格上昇によりeワラントの価格が上昇し、収益を期待できるタイプであるため*5、対象原資産の価格下落により一般に収益が期待できる*5プット型と比べると、値動きの方向性がわかりやすいと考えられます。このため、 「eワラント 入門銘柄セレクション」ではコール型のみを取り上げています。

*5 他の条件が一定であることを前提としています。eワラントの価格形成には対象原資産の価格変動に加えて様々な要因が影響を与えます。また、価格が極端に低下した場合は対象原資産の値動きにほとんど反応しない場合があるので注意が必要です。
*6 取引停止等があるため、いつでも売却することが可能であることは保証されていません。
*7 満期参照価格とは満期日の償還金(受取り)の計算に用いられる対象原資産の価格をいいます。


なお、eワラント投資における最終的な損益としては、eワラントの売却価格とeワラントの購入価格の差額を計算することとなります。売却金額又は償還金額が、購入金額を下回る場合は、損失が発生することとなりますのでご注意ください。(別途、手数料・税金等も考慮する必要があります。)


(2) 対象原資産
「eワラント 入門銘柄セレクション」では、様々な投資ニーズに応じられるよう以下の対象原資産を取り上げています。




(3) 満期日
「eワラント 入門銘柄セレクション」は、発行時点においては、比較的満期日までの期間が長く設定されています。多くの場合eワラントの価格は、時間の経過に伴い、営業日であるか否かに関わらず、暦日上(カレンダーベース)の1日単位で減少していきます。(土日祝も含みます。このため、金曜日から翌週月曜日にかけては3日分の時間的価値が減少します。) *8一方、満期日までの残存日数が十分にある場合は、1日経過することによる時間的価値の減少額のeワラント価格に対する割合は、一般に満期日までの残存日数が少ない場合に比べて小さくなります。 このため、満期日までの残存日数が十分にあり、かつ、条件設定時から対象原資産の価格が大きく下落しておらず、特性が変化していない場合は、「eワラント 入門銘柄セレクション」中のeワラントは比較的長期の保有に適した銘柄ということが言えます。

*8 極端なイン・ザ・マネーの状態にあるものや一部の為替eワラント、極めて低価格のeワラント等の例外があります。なお、ニアピンeワラントはeワラントとは商品特性が異なります。ニアピンeワラントの価格は、同日中においても時間経過の影響を大きく受ける場合があり、またその価格への影響の程度は諸条件によって異なり一様ではありません。


(4) 権利行使価格
「eワラント 入門銘柄セレクション」 は、コール型のeワラントの中でも、条件設定時の対象原資産の価格と比較して、権利行使価格が極めて低く設定されています。 権利行使価格とはeワラントが満期日を迎えた際に、償還金(受取り)が発生するかどうかの基準となる対象原資産の価格をいいます。




(注)上記は情報の提供を目的としており、これによる何らかの行動を勧誘するものではありません。最終的な投資の判断は、 ご自身の責任で行ってください。

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