※本ページは、ダイヤモンド・マネー08年新春版より転載されたものです。(2007年12月1日現在)


ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント・インターナショナル
マネージング・ディレクター/
世界エマージング・マーケット株式共同責任者
マリア・ゴードン
世界・国際株式担当のポートフォリオ・マネジャーを兼任。個別株のリサーチも担当。在ロンドン。

新興国への投資において、株式と債券にはボラティリティにおいて大きな違いがあり、株式はゼロになってしまうほどの値下がりリスクがある一方で、無限の値上がり可能性を持っています。このため、株式投資の場合は、最低でも10年タームという長期で考えることがとても大切です。
新興国の株式投資におけるポイントは2つです。
1つが「成長性」。そして、もう1つが成長性に対する「リスクの度合い」です。成長性については、先進国より新興国のほうが高いのですが、過去においてはその成長性に見合っただけのリスクも存在していました。ところが、近年、新興国の外貨準備高は増加傾向にあり、国際収支も安定しています。これによって新興国は成長性の割にリスクが低くなり、投資対象として魅力的な状況になってきました。
こうした状況にある新興国株式の銘柄選びにおいて重要なのは、国全体のマクロ経済の分析から入るトップダウンでの分析です(先進国の株式の場合、国レベルのリスクはほとんどないのでどちらかというと個別企業の分析から入るボトムアップが重要になってきます)。つまり、新興国の場合は、国全体の経済成長が重要なため、先進国と違い大企業でもまだまだシェアを伸ばす余地があり、各国の大企業に絞って投資をしても大きなリターンが狙えるのです。このことも新興国への株式投資での大きなメリットなのです。
※ダイヤモンド・マネー 2008年新春版 特別付録に掲載された内容を転載。インタビューは2007年10月10日に行われました。
本ページはゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント株式会社が「ダイヤモンド・マネー 2008年新春版 特別付録」に掲載された内容を一部抜枠・転載し、情報提供を 目的として作成した資料であり、有価証券の取得の勧誘を目的とするものではありません。本ページは新興国投資に関する情報を提供するものであり、特定の金融商品を勧奨するものではありません。本ページに含まれている当社の見解等は本ページ作成時点のものであり、今後予告なしに変更される可能性があります。
経済、市場等に関する予測は、高い不確実性を伴うものであり、大きく変動する可能性があります。ゴールドマン・サックス・アセット・マネジメント・インターナショナル世界エマージング・マーケット株式共同責任者マリア・ゴードン及び当社は、予測値の達成を保証するものではありません。